ナショナル ラジカセ RQ-447 (117) 機能動作完全ワウフラッター極小 美品 純正ACコード付
久しぶりにきれいなものが入手できました。1972年6月製造の非常にしっかりした造りのラジカセです。愛称はMACです。この機種は自分の経験ではもっともワウフラッターの少ないラジカセのひとつだと感じています。これまでにRQ-447を117台入手してオーバーホールしましたが、どれもワウフラッターが非常に少ないことに驚きます。中級クラス（当時の販売程度）のテープデッキと同等以上の優れたワウフラッター特性を保持しています。クラシック音楽ファンにお勧めです。モーターもDCサーボモーターで、テープ速度を微調整することが可能です。この個体は最近入手したものでラジオは快調に鳴りましたが、テープの動きがやや不安定でした。分解クリーニングして快調に動くようになりました。またオートシャットオフも利くようになりました。またサーボモータを標準のテープ速度に調整しました。現在はすべてが快調に動いています。スピーカーは12cmです。AM/FM/SWとも感度よく受信します。短波の感度が良いのに驚きました。なぜかボリュームにガリはありませんでした。少し前に整備されていたのかもしれません。カセットレコーダーの方も内蔵マイク録音、外部マイク録音、ラジオ録音、再生、早送り、巻き戻し、オートストップ、テープカウンターも完全に機能します。マイク録音時に自動音量調節と手動音量調節の選択ができます。またサウンドモニターの音量調節ボリュームも付いています。電池室は液漏れ跡も無く大変きれいです。電池は単2型を6本使います。ACコード電源、直流9V入力端子も正しく機能します。ナショナルロゴのあるACコードが付きます。ACアダプター、電池は付属しません。外見は経年のいたみがわずか認められますが全体には大変きれいなものです。ロッドアンテナのクロムメッキも大変きれいです。折れや曲がりはありません。ラジオチューニングもダイアルを回す時にきしみの音はしますがスムーズです。深夜のラジオ放送を聞くのにも、手持ちのカセットテープで昔録音した音楽を聞くのにも手ごろな大きさで、生活が豊かになった感じがします。グレン・グールドのバッハの平均律などを録音して再生すると音ゆれがなく、テープデッキを使って録音したみたいです。裏側の銘板RQ-447の横にあるシリアル番号はRF282799です。1972年(昭和47年)6月の製造です。仕様などの詳細はnetで「RQ-447」で検索してご覧ください。
参考


クロネコ宅急便着払い、80サイズでの発送を考えております。お気に召さない場合は5日以内の返品をお受けします。その際にはヤフオク落札システム利用料と返送料はご負担ください。 (注)早送りはボタンを押している時だけ動くようになっています。手を離すとボタンが戻り止まります。これはRQ-447の元々の設計どおりです。